週刊 源氏物語絵巻の感想

最近本屋さんに行ったら、
「週刊 源氏物語絵巻」というムック本が、平積みにされていました。
「また、源氏物語ブームが来ているのか…」と感じました。
わたしは、この源氏物語が好きです。
もちろん、すべて活字で読めるほどの、
読書家ではありません(苦笑)
どうしてこの物語を好きになったかというと、
大和和紀さんの「あさきゆめみし」という漫画にハマったからです(苦笑)
この漫画は、もう20年ちかく前に出版されたのですが、
愛蔵版や文庫版などになって、今でも新版として、
本屋さんで購入することが出来る、ベストセラーです。
わたしもこの本にハマったのは最近になってから、
2〜3年前だと思います。
源氏物語の中では、さまざまな「恋愛」が繰り広げられます。
たったひとりの男「光源氏」と、
いろいろなタイプの女との恋愛が繰り広げられます。
このさまざまなタイプの「女」の中で、「誰が一番好きなのか?」で
その女性の「恋愛思考」が見えてくるような気がしてなりません。
ちなみにわたしは「朧月夜」が一番好きです。
この女は、光源氏の政敵の娘で、光源氏のお兄さんの帝に嫁ぐはずだったのに、
ある夜、光源氏に「襲われて」しまい、数奇な運命をたどります。
わたしがこの朧月夜を好きな一番の理由は、
「自分の意志で、自分の行く道を選択する」女であるということです。
平安時代に書かれた物語なので、どうしても登場する女は、
「耐え忍ぶ」古風な人が多く、現代の恋愛観ともかなり違う部分もあります。
でも、こうして1000年以上に渡り、読み継がれているのは、
「恋愛の普遍性」を表現出来ている、
すばらしい文学作品だからだと思うのです。
朧月夜は、帝の愛人になり、愛する光源氏をフッて、
最後は「尼さん」になってしまいます。
「恋愛ゲームから降りる」ことで、
女はほんとうの意味での自由の身に、なれるのかも知れません。
朧月夜の「逆境でも、強く自分らしく生き抜く」感じが、
現代の女性像に一番近い感じがします。

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